夜の仕事をするまで、カードローンなどの借金だらけだった時代
岐阜県在住 I.Aさん(20歳)
18歳の時から働き始めているけども、本当に貧乏続きだったともう。親もいないからずっと一人で高校のお金は奨学金とか自治体から借りたりして払っていた。朝は新聞配達なんかもしていたけれども、それでもお金は不足していた。
卒業してからはずっと仕事をしていたが、ある時に夜の仕事をするようになった。夜の仕事はちょっと抵抗があったのだが、それでも時給の良さにひかれてやることになった。案外、自分にはコミュニケーション能力があるんだなって言うことに気づいたくらいだ。
実はこの仕事をする前にはウエイトレスとかをしていたんだけども、全然お金にならなくて、借金ばっかりしていた。カードローンも使っていたし、他にも消費者金融も使っていた。カードローンの枠イッパイまで借りてしまうんじゃないか?と思っていたことも、夜の仕事をする原因になったと思う。
しかし夜の仕事は対したことをしていないのに、比較すると昼の仕事の4倍くらいはもらうことができる。4倍も私が何かをしたとは思えないのに、4倍ももらえるのだ。単純に言えば生活の質が4倍上がる、とも言える。こんなにもらっていいのか?と思ったが、それでもカードローンの返済もあるし、頑張って働いた。
もう今は夜の仕事に全く偏見もないし、カードローンの返済を比較にならないほど早くしてくれたことに感謝すらしている。でも男の子はこういう仕事はできないだろうし、それに女の子でも私みたいにうまくいかない人もいるだろう。
そうやって考えたら、ちゃんと昼の仕事の給料をもっと上げて欲しい、そう思う。私だってずっとこの仕事をしたいわけじゃない。結局やりたいのは昼の仕事だったりする。ウエイトレスの仕事はもっとやっておきたかった。
私はカードローンの返済が終わって貯金して、自分でやりたい仕事をしたいと思っている。