畑が災害でダメになったあと、いよいよカードローンにまで頼った
長野県在住 J.Kさん(36歳)
実家で親と一緒に農業をやっています。もう親も若くないので、私があとを継がないとと思っています。農業自体は嫌いじゃないし、もっと消費者に喜んでもらえるようなものを作ろう!と思って、色々と試行錯誤しながら農作物を作っています。まぁ自分で食べるのも好きって言うこともありますが。
こんな農業をやっていると、どうしてもお金が必要になります。実は私たちの畑が災害でやられたことがあるんです。転載ですからこればっかりはどうしようもありません。仕方ないのでもう一度1から畑を作り始めましたが、これはすごい苦労でした。お金もかかりました。
お金は農協からある程度借りていましたけども、足りなくなって緊急のお金が必要になったときはカードローンも使いました。農家って基本的に私たちみたいに借金ばっかり持っている人達が多いんですよね。カードローンだって当たり前で、サラリーマンと比較しても低所得の人多いんですよね。
まぁ農協を恨むことはないですけども、それでもカードローンの返済なども一緒にしないといけなくなったので、きつかったのは間違いありません。1年ほどかかって、畑を作りなおして今は元気に良い野菜を育てることができています。
農家のためにいろいろな政策をしようとしている政治家の人たちは多いですけども、正直私たちの家ではそういうものはあんまり要らないねって言っています。そんなことよりも私達の野菜を多くの人に食べてもらう、そのためにお金を使ってほしいなって思っています。
つまり広報とか流通とかに比較的多くお金を出してほしいなって思うんです。私達はカードローンも使って結構な投資をしているわけですから、やっぱり売れないと借金まみれになってしまうのです。だからぜひ国の政策としてはできる限り、野菜を売るための政策を実行してほしいなって思います。